カードについて(2019 Sep Ver)
このゲームでは
魔法カード
魔法陣カード
道具カード
称号カード
障壁カード
の5種類のカードがあります。またこの中で道具カード、称号カード、障壁カードは「アイテムカード」と呼び、プレイ中はよく混ぜて一つの山にして使用します。
魔法カードについて
◆現在のルールでは魔法カードはゲームの準備の段階で2枚が配られ、基本的にはその後配られることはありません。
魔石1をコストとして設置し、魔石を破棄することで魔法を入れ替える事ができます。
魔法はマナを1消費することで産出フェーズでダイスを操作することができます。
カードに任意のダイスと書かれている魔法は場に出ているダイス全てに有効です。相手が所持するダイスにも使用できます。
また、魔法はマナを消費できる限り何度でも使用することができます。
ゲームの流れを大きく左右しますのでタイミングを見て使用しましょう。
≪魔法カード≫
◆ダイスロール前
1. カラースキャン
◆ダイスロール後
2. オブリビオン
3. ラビットスタート
◆ ダイスドラフト後
4. カウンター
5. アッパー
6. ダウナー
7. コントロール
8. チェンジ6
9. チェンジ1
10. イリュージョン
- 「カラースキャン」
ダイスロール前、袋の中を確認しダイスを選んで取り出すことができる。
選んだダイスをラウンドプレイヤーが振ります。 - 「オブリビオン」
ダイスロール後、全てのダイスを袋に戻さずそのままラウンドプレイヤーが振り直す。
「ラビットスタート」 より前にしか使えません。 - 「ラビットスタート」
ダイスロール後、通常のダイスドラフトより前に順番を無視してこのカードの上に置かれた魔石と同じ色のダイスを最大2つ取る。
通常のダイスドラフトでは魔法の効果で1つ取得している場合は1巡目のみ参加、2つ取得している場合は参加しません。 - 「カウンター」
ダイスドラフト後、任意のダイス2つを選び袋に戻し振り直す。
魔法の効果範囲は場にあるすべてのダイスを対象とします。
必ず2つのダイスを袋に戻し振り直しをします。選択したダイスの所持者が異なる場合は順番がわかるようにダイスを振り直しします。 - 「アッパー」
ダイスドラフト後、このカードの上に置かれた魔石と同じ色のダイスの目を+2する。魔法の効果範囲は場にあるすべてのダイスを対象とし、その中から1つを選択します。ダイス目が6を超えることはありません。 - 「ダウナー」
ダイスドラフト後、このカードの上に置かれた魔石と同じ色のダイスの目を-2する。魔法の効果範囲は場にあるすべてのダイスを対象とし、その中から1つを選択します。ダイス目が1を下回ることはありません。 - 「コントロール」
ダイスドラフト後任意のダイス目を±1する。魔法の効果範囲は場にあるすべてのダイスとし、その中から1つを選択します。 - 「チェンジ6」
ダイスドラフト後、自身のダイス1つの目を6にする。 - 「チェンジ1」
ダイスドラフト後、判定ダイスの目を1にする。 - 「イリュージョン」
ダイスドラフト後、任意のダイス1つを、このカードの上に置かれた魔石と同じ色のダイスとして扱う。
魔法の効果範囲は場にあるすべてのダイスを対象とし、その中から1つを選択します。
魔法陣カードについて
◆魔法陣カードはゲームの目的となるカードです。このカードは各プレイヤーの手札と共通の場に公開されるものがあり、合わせてプレイ人数分の魔法陣カードがプレイされた場合にゲーム終了となります。
追加で取得することはありません。
また完成した際にはカードに書かれたボーナスを得ることができます。1つの色を使用、2色を使用、複合の3タイプの魔法陣カードが存在します。
魔法陣カードはまずプレイヤーに2枚ずつ配り、その段階であまりにも惨たらしい手札になってしまった場合は他のプレイヤーに相談し、カードを交換して良いか聞いてみましょう。
道具カードについて
道具カードは自身のOver枠に置いて使用します。道具の装備には魔石が一つ必要です。
Over枠はOver1, Over2.3, Over4.5の3か所あり、それぞれに一つずつ装備することが可能です。
装備すると通常の産出ではなくカードに書かれた内容が実行されます。内容は必ず実行されます。1度実行されたカードは1段階下に下げます。道具は3回使用すると魔石を破棄して裏向きにします。裏向きのままではその場から金貨が産出されることはありません。
道具は使用回数に関わらず、自身の配置フェーズにマナを1支払うことで破棄することができます。破棄する際上に乗っている魔石があれば破棄します。
カードに書かれている内容がこのルールと異なる場合、こちらに書かれたものに準拠します。
道具カード「強引な搾取」
手元のタイル1枚を破棄することでその色の魔石を得る。色のついていないグレーのタイルの場合はマナを得る。
称号カードについて
称号カードは自身のEvenの枠に置いて使用します。 設置には魔石が一つ必要です。 「魔導士の素質」「天才の証明」以外の称号カードは裏向きに設置し、ゲーム終了時に公開します。
また称号カードはゲームの勝敗を大きく左右しかねないカードです。一人のプレイヤーの独占を防ぐためゲーム終了時未設置の称号カードにはペナルティが付きます。
「優秀な発掘者」
裏向きに設置しゲーム終了時に公開する。完成しているマナスポットの数だけ勝利スコアを得る。
マップボードに残っているタイルが形成する「通常のマナスポット」 「完璧なマナスポット」「ボーナスマナスポット」の数だけスコア1を得ます。
「確かな足取り」
裏向きに設置しゲーム終了時に公開する。このカードに置かれた魔石と同じ色のタイルの数だけ勝利スコアを得る。
マップボードに残っているタイルと、魔法陣の完成で取り除いたタイルのうち、スコア集計フェーズで裏返されていない表を向いたタイルが対象です。
「天才の証明 」
このカードを魔法カード枠として使用する。魔法カードを新たに1枚引き、この上に乗せる。
このカードがプレイされたときのみ、ゲームから除外していた残りの魔法カードの山から1枚を新たに取得することができます。
以後、2種類の魔法を扱うことができるようになります。
「魔導士の素質」
マナの上限を+3する。
通常マナの所持上限は5ですがそれに+3して8個まで所持できるようになります。
障壁カードについて
障壁カードは相手の行動を制限するカードです。相手のボードのUnderの枠に設置します。コストとなる魔石はカードをプレイするプレイヤーが支払います。
すでに何らかのカードが置かれている場合置くことはできません。
3ラウンドの間相手の効果を発揮しますが、効果が切れると上に乗った魔石を破棄してカードは裏向きになり、通常産出でUnderを出した時に発生するペナルティを無効化してしまいます。
また障壁カードは『ラウンド交代のタイミングでカウント』します。
よって障壁カードを自分より前手番のプレイヤー(すでに配置フェーズを終えているプレイヤー)に使用した場合は、2回しか効果が発揮されません。